整体いらずになるヨガ?インストラクターにもなれる!LiLA YOGAに行ってきた




ヨガには前々から興味がありましたが、身体が恐ろしく硬い私(前屈は 床から20cm)。硬すぎてみんなと同じポーズができない・そしてそれをみんなに見られると思い、一般的なヨガ教室に行くのにはためらいがありました。

オーストラリアでファームジョブをしていた時に、ヨガが趣味の友人に出会い、数人の仲間内でヨガを教わることに。ポーズは全然出来ていませんでしたが、自分にとってはいいストレッチになり、そして3ヶ月ほどで前屈で手がつくように!
それまでは、学生時代にお風呂上がりにストレッチなどしても全然つくようにならなかったのでびっくり!それからしばらくは習慣としてヨガをやっていましたが、帰国後はなかなか出来ていませんでした。

そこで最近友人に誘われて、ヨガの体験コースに行くことに。
目黒の学芸大学駅にあるLiLA YOGA INSTITUTE(リラヨガ・インスティテュート)。

・身体が固くても負担のないように身体の使い方を教えてくれる
・ポーズだけでなく、ヨガの精神の紹介もある
ということに惹かれて実際に行ってみました!

ヨガ指導者養成専門校のヨガレッスン

今回行ったLiLA YOGA INSTITUTE(リラヨガ インスティチュート)はヨガ指導者養成の専門校で、全米ヨガアライアンス認定指導者の資格(RYT200)を取得するコースもあるそうです。

そのためただヨガのポーズをとるのではなく、解剖学の知識に基づいて身体に無理な負荷がかからないよう姿勢が取ることで、正しい身体の使い方に導き可動域を拡げ、効果的な筋トレ・柔軟性が身につき、コリや歪みが改善が期待できます。
また、インドの伝統的なヨガ哲学の小話の紹介もあり、人生の悩みやストレスを解決するヒントになり得るヨガの精神も学ぶことができます。

LiLA YOGA (リラヨガ)体験会の内容

代表である乳井真介先生直々の体験会。

・先生がどうしてヨガに出会ったか、どのようにどんな想いでスタジオを設立したかのお話
・ヨガとは ポーズを取るだけではないインドの本来のヨガ、精神のお話
・かんたんに心のざわつきを抑える方法
・筋肉と柔軟性の理論と実演。 理学療法でも使われる解剖学からのアプローチ
・ヨガ本来の瞑想の意味の話。実演。
・質問タイム

そんな内容の2時間でした。

乳井真介先生のヨガとの出会い、スタジオ設立の想い

乳井先生はヨガの専門誌の監修などを手がける、日本を代表するヨガマスターの一人。ヨガ歴20年、23歳の時にインドでヨガと出会ったそうです。

10代の頃から、人はなぜ生きているのかと疑問を抱き、大学では西洋哲学を専攻も、答えが見つからず。新卒で出版業界へ就職するも、やりがいを感じず1年で退職。そしてよく聞く「インドに行って人生変わった」に触れてみるためインドのとりあえずガンジス川へ行こうとした飛行機で人生を変えるきっかけに。

隣に座っていたインド人に「リシケシュ」を勧められるがままに行くとそこはヨガの聖地。そこでヨガの精神 哲学に出会い、10代の頃からの悩み「人はなぜ生きているのか」の腑に落ちる答えが。なにかがひらけた感覚があり、以後11回に渡りインドを訪れ、ヨガを深めていったそうです。

そのうちに自分が救われたヨガを人に伝えたいと思い、現在は大手のヨガスクールの立ち上げに参加され、規模が大きくなるにつれて講師育成の講師として尽力。

大手になるほどビジネスライクになってきた会社にちょっと嫌気がさした時に、
早々に引退した立ち上げ初代の社長に誘われて新しいスタジオ設立。そこでも講師の講師として尽力されたのち、
やはり自分のスタジオが欲しいとリラヨガを2008年に設立。されたそうです。

現在リラヨガ設立から丸10年。
今までもこれからも、ポーズだけではない「本物のヨガ」を伝えていきたいと、熱くお話しして下さいました。

前屈が驚異的にできるように!筋力と柔軟性の実演

この日は簡単な実演です ということで、とりあえずみんな前屈をすることに。
受講生中でも15cmほど届かなく硬かった男性が、

乳井先生の手にかかると、床につくように!

これは乳井先生の魔法でも技術ではなく、解剖学 リハビリ医学で使われる相反性神経支配(神経の反射)を利用したものだそうです。

自分(参加者さん)は膝を体に引きつけ、ペア(乳井先生)はそれを止めるように引っ張る。そうすることによって使う予定の反対側の筋肉が伸び、結果身体の可動域が広がるそうです。それは続けることによって伸ばすだけでなく筋肉を鍛えていることにつながり、コリ、歪みがとれるのだとか。そしてヨガのポーズにはそれが効果的に取り込まれているそうです。

私も床から10cmほどで固くなっていましたが、友達とペアでやってみると手がつくように!
体が硬い身としては、理論を元に効果があるととても安心します。
(大体、普通の人がつまづかない初歩でつまづくので)

オーストラリアで友人に教わっていた時はヨガと、グイグイ押されるのみでした笑。

そしてこの技術は、整体でされることと似ているとも思うので、通って覚えれば整体いらずの健康的な身体になれるのではないか と思いました。

心の波立ちを落ち着ける方法と目からウロコの正しい瞑想

乳井先生が伝えている、本来のヨガの目的 ゴールとは。
いろいろなポーズを取ることではなく、心のザワザワ 波立ちを常になくすことだそうです。
きれいなポーズを取ることが目的だったら、新体操とかになるんじゃないかと、なるほど。

心がザワザワ 波立ってると、瞬きが増えるそうです。

心の波立ちをさっと落ち着ける方法

全身で息を吸って、頭を後ろに首筋を後ろにに伸ばし、首筋をそのままに顎を前に倒し、喉をロックする状態に。そして苦しくなる前に解放。
(言葉では難しいので、体験して下さい!)

息という漢字は、「自の心」。心が落ち着いてると、息がとまる。心が波立っていると、呼吸が乱れる。たしかに興奮している時って息が荒くなりますよね。

ちなみに私は「息が浅いから意識的に深く呼吸するといい」と言われたことがあったので乳井先生に質問してみると、それは呼吸のための筋肉が弱いからだそうで。その筋肉を鍛えるヨガのポーズに取り組みましょうということでした。

ヨガ本来の瞑想とその方法

ヨガの本来の目的は、心のザワザワ 波立ちを常になくすことなので、
目を閉じて瞑想している時だけではなく、常に瞑想状態でいられるようにすることが大切だそうです。

そして瞑想状態というのは、例えば時間を忘れるほど物事に没頭している状態のこと。瞑想中に頭に浮かんでくるいろいろ 雑念は人生のやり残しなので、それはやることリストということ。頭に浮かんだことは紙に書きだして済ませていくことが、乳井先生の考える雑念を払う方法だそうです。

いわゆる瞑想といわれているもので、「雑念が出てきたら呼吸に集中しましょう」というのは問題を後回しにしているだけで、何も解決しない。
例えば、正座をして足が痺れるのは、股関節が硬いから。座禅で眠くなるのは、睡眠が足りてないから。〇〇してないなと浮かぶのは、〇〇してないから。

瞑想とは、心を観ること。内観。たった5分のでも効果があるので、メモ帳を傍らに思いついたことは書き出す。痛いところはほぐす。鍛えることにする。解決していけば、次第に瞑想中に浮かぶものはなくなるそうです。

この瞑想に対する考えは、私にとって目からウロコでした。

LiLA YOGA の一般ヨガレッスン

1回90分のレッスンは、入門・オープン・メディカルヨガ・産後ヨガとクラスがあり1回1000円〜 ポーズ中心でヨガ哲学も学べます。
最初は体験クラスから、通いたいと思ったら入会金1000円で、都度払い・お得で友達とシェアできる回数券・通い放題と選ぶことができ、クラスも好きな曜日時間を選べ、しかも受講の際の予約は不要。

嬉しいことにマットは貸し出し無料。ウォーターサーバー完備。500円でウエアも借りることができます。もちろん更衣室もあります。

より理解を深め、自宅でやるためにヨガインストラクター養成コースを受けるのも◎

メインではヨガインストラクター養成の専門校であるLiLA YOGA INSTITUTE(リラヨガ・インスティテュート)。ヨガエバンジェリストコースでは、ヨガインストラクターの世界的標準である全米ヨガアライアンス認定指導者の資格(RYT200)を取得できます。

ただ資格を取るだけではない、ポーズを覚えるではない。
私が体験会で教わったような、解剖学をもとにしたリラヨガオリジナルのメゾットで、理論とともに自身の筋力と柔軟性を鍛えることができます。ヨガ未経験や身体が硬くても、柔らかくなっていきます。ということは、整体いらずの身体になれる!

そして「人に教える」ということは、自身が理解することの次のステップになるので、深く理解し覚えられ、その効果をもとに自身でヨガ教室を開いたり、インストラクターとして働くことができます。

また、ヨガ哲学、解剖生理学、呼吸法、瞑想法、食事法、アーユルヴェーダなどインドの伝統的な本来のヨガを日本語で学ぶことができるので、とりあえず資格をとっけど…という人が学び直したりもするそうです。

インストラクターとして活躍したければアフターサポートも充実で、開業サポートレッスン等もあります。高齢者向けやマタニティ向けにもレッスンができるようになると、これからの時代に必要とされますね。

定期的にヨガ教室に通われている方は、インストラクター養成コースを受けてしまうのもいいですね。今なら合同説明会に申し込むとヨガの体験レッスンが1回無料

で受けられます。

ワーホリや海外帰りで、仕事を迷っている人や転職としても、会社員を続けながら副業として週1ヨガインストラクターとして働くためにもいいですね!
また、子どもを考えている人はここでマタニティヨガを習い、実践のち開業というのもいいなぁと思いました。
解剖学をもとに身体の可動域を拡げ整体いらず、心を穏やかに保つヨガの精神もきちんと教えてもらえるLiLA YOGAでヨガをはじめてみるのはいかがでしょうか?